フォートです。
投資家界隈でインデックス投資と比較されがちなアクティブ投資とはいったい何なのか?
この記事ではアクティブ投資について、初心者の方にも分かるように詳しく解説しました。
控え目に言ってもあまりオススメできる投資方法ではありませんが、投資商品選びの際の比較材料にしていただければ幸いです。
それでは、どうぞ!
1.「アクティブ」ってどういう意味?

なんだかカタカナ語ばかり出てきますね(^_^;)
頭に入ってきやすいように前回に引き続き、まずは言葉の意味から解説していきます。
Active(アクティブ)とは、「活動的な、活発な、積極的な」というような言葉になります。
よく聞くAction(アクション)は「行動」とかそう言った意味になるのはご存じかと思います。
とにかくよく活発に動き回っているところをイメージしてほしいです。
2.アクティブ投資ってどういう投資方法?

アクティブ投資とは、市場平均を上回る利益を追い求めていこうとする投資方法です。
「パッシブ投資」とも呼ばれるインデックス投資とよく比較される投資方法になります。
※Passive(パッシブ)とは、「受動的な、受け身の、消極的な」などと訳される言葉になります。
とにかくどんどん高利益を追求しようとするのはまさしく積極的な(アクティブな)投資方法といえますね(>_<)
3.アクティブ投資って実際どうなのよ?

はっきり言って初心者にとっては危険な投資手法かもしれません(^_^;)
何が危険なのか?
その1:メンタルが持っていかれる。
アクティブな(活動的な)投資をするわけですから、当然値動きも激しくなります。
目まぐるしく変わるその状況に初心者は翻弄されてしまうかもしれません。
その2:資金が底をつくかも・・・。
ハイリターンを求める人って、大概が目先のお金に困っているイメージがあります。
なけなしのお金を注ぎ込んで一発逆転を狙ったら全部が水の泡として消えてしまったなんてこともあるかも。
その3:手数料地獄にハマる。
アクティブに動き回るわけですから、その分の手数料も当然かかります。
商品購入手数料だったり、運用会社のプロに払う信託報酬手数料だったり。
ATMに払う手数料を頑張って我慢しても、こういったところで垂れ流していたら元の木阿弥ですね。
しかも、成績にかかわらず手数料はちゃっかり差し引かれるように設定されていることが大半です(^_^;)
4.焦らず気長に長期投資のスタンスで!

アクティブ投資するには、市場平均を上回るような銘柄ばかりを組み込んだ商品を買うことになります。
競馬で例えると、穴馬どうしが優勝・準優勝するように設定された馬券を買うようなものになります。
あるいは、宝くじを狙っていくようなものかもしれません。
そういった商品にわざわざ大事なお金や時間、精神力を注ぎ込む理由が私には見つかりません。
誰しもが大切な日々の生活があるはずです。
そういった日常を丁寧に生きて行くには、株価に翻弄されている時間などはなんとも惜しいことです。
別記事で紹介したインデックス投資であれば、商品選びを極端に間違えなければそこまで踏み外すことはないはずです。
コツコツと積上げていく長期投資であれば、初心者の方でも生活リズムを崩さずに自分スタイル投資方法を確立できるでしょう。
まとめ
1.アクティブってどういう意味?
2.アクティブ投資ってどういう投資方法?
3.アクティブ投資って実際どうなのよ?
4.焦らず気長に長期投資のスタンスで!
アクティブ投資は一見するととても有効な投資方法かもしれません。
しかし、いざやり出すとかなりの金食い虫になることがわかるはずです。
溶けたお金を取り戻すために買い増ししたり。
買い増しのための手数料や運用会社に払う信託報酬手数料をたくさん払ったりなどなど。
意識をそちらに向けすぎていると普段の生活が雑になる恐れがあります。
メンタルとお金をすり減らすようなことはせずに、改めてインデックス投資による長期投資に興味を持って初めていただければ幸いです。
この記事も最後までお読みくださり、ありがとうございましたm(_ _)m