フォートです。
定期的にいろいろなマラソン大会に出走して修行しています。
今回は平成30年10月21日(日)、第33回ゴーマン杯南会津町ふるさと健康マラソン大会に出走してきました。
実はこの大会、ローカル過ぎてなかなか情報が出回っていません(^_^;)
そこでこの記事では実際に参加して得られたリアルな情報を提供して、次回以降参加される皆様のお役に立てればと思います。
1.ゴーマン杯ってどんな大会?
ゴーマン杯、なんだか凄い名前ですよね(^_^;)
実は、ゴーマン美智子さんという数々のマラソン大会で優勝した輝かしい経歴を持つ郷土が生んだ偉人からいただいているようです👇
この大会は、南会津町舘岩地域で小中学生時代を過ごしたゴーマン美智子さん(1935年8月14日 – 2015年9月19日、アメリカ国籍、旧名:諏訪美智子)の偉大な功績の数々(1973年ウエスタン・へミスファイアーマラソン優勝1974年・1977年ボストンマラソン優勝、1976・1977年ニューヨークシティーマラソン優勝、2012年同マラソン殿堂入り等々)を讃えるとともに、この大会を通じ地域内外の皆さんの健康と体力づくり及び、交流の促進を図ることを目的として開催されます。
南会津観光物産協会 舘岩観光センターのホームページより
地元密着の大会で参加者は非常に少ないです。
平成30年(2018年)は、591人だったようです。(大会パンフレットより)
参加者が少なくて少々賑わいには欠けますが、とてもアットホームな大会でおもてなしが行き届いていた大会です。(後述します)
舞台は福島県南会津町です。
2.会場やコースはどうなっているの?
実はこの大会のコース図、あまり外に情報が出回っていません。
昨年(平成29年)初めて参加しましたが、大会当日までコースが全く分からなくて大会パンフレットに書いてあって軽いショックを受けました。
そんなこともあったので、この記事で詳しくご紹介します。
その前にまずは大会会場周辺図です。

遠方から来る方が気になるのは駐車場だと思いますが、ご安心ください。
会場隣の小学校の校庭が駐車場になっており、大収容ができるようになっております。
会場内にある舘岩会館内ではトイレもあり暖を取ることも可能なので万が一天候に恵まれなかったときでも安心です。
私は今年もハーフの部にエントリーしました。
発走時間は午前9時40分で、参加者も少なくスタート地点も混雑がなくノンストレスでした。

続いて、コース図です。
舞台となる南会津町は山が深く、起伏の激しいコースになっております。

これだけ見ても分からないと思うので、詳細を記します。
ハーフの部はスタート後、軽い坂を下り突き当たりのT字路を右折します。
ここからずっと、ずーっと上り坂です。途中若干の平坦な場所もありますがずっと上り坂と思っておいてもらった方がいいです。(Googlemapには標高差107mの記載あり)
上り坂も終盤、コースマップにある会津たかつえスキー場方面へ左折し、約700m程度行ったところに、やっと第1折り返し地点があります。
第1折り返し地点付近には17km地点の看板がありました。
続いて、帰りは来た道を戻るのでずーっと下りです。
しかし、下りだからとここで調子に乗って飛ばしてはいけません。
この先も上り坂あり!はやる気持ちをグッと抑えて、自分のペース保って!
さて、先ほど紹介したT字路まで戻って来ると13kmの看板がありました。
ここから第2折り返し地点(17km地点)まで、実はずーっと上り坂なのです!(Googlemapには標高差107mの記載あり)
後半に4kmも上り坂があるとけっこう足腰と肺に堪えます。
ですので、最初から最後まで決して侮らず自分のペースを貫いて完走してほしいです。
第2折り返し地点(17km地点)を過ぎると今度はゴールまでずーっと下り坂です。
私は18km(残り約3km)くらいからふくらはぎがピキピキして足がツルのかどうか少し冷や冷やしましたが無事に完走できました。
皮肉なことに7月の嬬恋キャベツマラソンで強烈な体験をしているので、たいていのマラソン大会乗り切れそうな気がします(^_^;)
実際に走ってみて分析したから言えることですが、走力に自信のない方は参加は見送ったほうがいいと思います。
※Googlemapに出ているキロ表示と私がコース上で見たキロ表示看板に若干の誤差はありますが、Googleストリートビューできちんと確認したうえでポイントを打っていることを申し添えておきます。
3.参加賞やゴール後のお楽しみは?
平成30年のゴーマン杯の参加賞はオリジナルTシャツとマフラータオルの選択制でした。
私はマフラータオルを選びました。
白の下地に鮮やかな黄色の組合せで申し分なしです(^-^)

スポーツブランドMIZUNOさん協力をいただいて作成している様子で、生地もしっかりしていました。

数ある大会の中にはコスト削減の名の下に、安い業者に頼んで劣悪な参加賞を配布しているところもありますけど、ゴーマン杯はそういうことはしていないようです。
マラソン大会の完走後の楽しみといえば、地場産物を食べること!
まずは完走後すぐにもらえるスポーツドリンクをご紹介します。

初めて見るスポーツドリンクでしたが、サントリーさんのソルティーライチに近い味がしてとても美味しかったですよ!
続いて、無料配布のきのこ汁です。

身も心も温まるきのこ汁、とてもおいしかったですよ。

それとプリプリのトマトも!
こちらはゴール地点でもらえるので、完走後すぐにかじりつくことができます。

身がギッシリ詰まっていてフレッシュで、完走後の乾いた身体にはベストの一品でした。
トマトは1人1個って書いてなかったので、恐る恐る「もう1個もらっていいですか?」とスタッフさん聞いたら快くくださいました。
こういった融通が利くところも小さな大会のメリットですね。
それにしても参加費が、
△小・中・高校生・・・1,000円
△一般男女・・・・・・2,500円
△第27部男女ペア・・・5,000円
と他の大会と比べると格安なのに、総合的にサービスがかなり充実していて満足度が高かったです!
4.残念な点もあるよ。
とてもいい大会ではあるけど残念な部分もあるので、箇条書きしてみます。
①コース上の給水スタッフさんが給水カップ渡してくれなくて、必死に走っているランナーが自分から取りに行かなければならなかった。
②「お楽しみ抽選会はいつやるの?」と2人のスタッフに聞いても2人とも分かっていなくて情報の共有が出来ていないことがバレバレだった。
③会場内にある仮設トイレの横の水場の水が出なくて手を洗えなかった。
④コース上のコース管理のスタッフの応援があまりなかった。(地元の人達の応援がたくさんあったからこそギャップが凄いし目立つ)
どれも些細なことですけど、私はいろんな大会に出ているので他の比較してこういったところが気になりました。
大会関係者の方がこれを見てくださっていたら、ぜひとも次回は改善してほしいですね。
5.帰り際にもう一つサービスがあるよ。
走り終わったあとは、かいた汗を洗い流してさっぱりしたいですよね!?
そんな参加者の気持ちを読んだがのごとく温泉無料券が参加賞やパンフレットと一緒に同封されています!
私はたかつえ温泉「白樺の湯」にお邪魔してきました。

露天風呂もあり日帰りの温泉施設としては充実しています。
詳細はこちら👇
住所 南会津町高杖原535番地 電話番号 0241-78-2241 FAX 0241-78-2554 交通アクセス 会津高原尾瀬口駅より車で30分
会津アストリアホテル脇営業時間 6:00~21:00 定休日 不定休 料金 ・お一人様 500円(町民300円) 駐車場 あり(乗用車20台) 泉質 アルカリ性単純泉 泉温 47℃ 施設設備 シャンプー・ボディソープ有/ドライヤー有/休憩室・食事処なし 南会津町観光物産協会ホームページより引用
タオルは有料(300円)でしたので持っていた方がいいと思います。
こちらは白樺の湯近くで撮影した写真です。

木々が色づき、紅葉真っ盛りです。

山々が深いことが分かりますね。

高原地帯に位置しているため、天気が良いと絶景が望めます。
完走後にさらに気分が良くなること間違いなし!
場所はこちら👇
場所は実は大会コースの前半第1折り返し地点の先です。
なので、比較的行きやすいはずです。
お帰りの際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
まとめ
1.ゴーマン杯ってどんな大会?
2.会場やコースはどうなっているの?
3.参加賞やゴール後のお楽しみは?
4.残念な点もあるよ。
5.帰り際にもう一つサービスがあるよ。
この大会は参加人数を増やすために運営側もゴリゴリ攻めている訳ではなさそうです。
ですので、スタッフの人達ものんびりしているような感じがしました。
スタッフの多少の不備も気にならず、のんびり気ままに自分と向き合って楽しく走りたい人にとってはもってこいの大会だと思います。
一方、お祭り気分で賑やかな大会が好きな方にとっては物足りないかもしれません。
いろいろな見方がありますが、この大会はとても素敵な大会だと私は思うのでもっと世の中に広まってほしいと思っています。
自分に合いそうだと思ったら1度くらいは参加してみても損することはないと思いますよ!
会津方面への観光と併せてぜひ参加してみてください。
この記事も最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m