フォートです。
投資を始めるにあたって、よく聞く単語が「インデックス投資」という言葉。
これまた分かっている人にとっては常識中の常識ですが、初心者にとっては何のことなのかさっぱり分からないことかと思います。
そこで、この記事では「インデックス投資」とは何なのか詳しく解説しました。
初心者の方はもとより、中~上級者も復習しておきたい方はお読みください。
それでは、どうぞ!
1.そもそもインデックスとは?

ちまたにはカタカナ語が溢れかえっています(^_^;)
「インデックス」と聞いても私も最初はなんのことかさっぱり分かりませんでした。
そこで思い出してほしいことがあります。
学生の頃、参考書や辞書の横に「見出し」を書いて貼り付けて勉強したことはありませんでしたか?
「第1章~」とか「第2部~」などなど。(👆上の画像のようなものです)
実はIndex(インデックス)とは「索引、見出しのこと」とかそう言った意味になります。
つまり「第1章~」とか「第2部~」の部分が「索引」あるいは「見出し」にあたります。
なんとなくイメージしていただけたけたでしょうか。
国語と英語の勉強のようですが、ここで理解しておけば次がスムーズに進みます。
2.「インデックス投資」で考えてみると?

インデックス投資とは、日経平均やTOPIX、ダウ平均株価、S&P500などの株価指数(インデックス)と連動するように設定された投資方法のことです。
1.で説明した参考書や辞書を例にすると、「見出し」の部分が「日経平均やTOPIX、ダウ平均株価、S&P500」を指します。
次に「日経平均やTOPIX、ダウ平均株価、S&P500」を構成している1つ1つの銘柄が参考書の実際の中身となります。
念のため、株価指数についても説明しておくと、
株価指数(かぶかしすう、英: Stock market index)は、株式の相場の状況を示すために、個々の株価を一定の計算方法で総合し、数値化したものである。
Wikipediaさんから引用
となります。
あなたも1度は「今日の日経平均株価は、終値〇〇円〇〇銭安い〇〇〇円〇〇銭となっております」などとアナウンサーが説明している場面を聞いたことがあるのではないでしょうか。
「昨日と比べて下がったのか、上がったのか」などとだいたいはつかめると思います。
インデックス投資とは、こういった株価指数の動きと自分の買った商品が同じ動きをするように目指している投資方法になります。
また、株価と聞くと株式だけを連想しまいがちですが、「インデックス」には債券やREIT(不動産)もあるので覚えておくといいです。
自分の買ったインデックス商品が株式、債券、REITのどれで構成されているのか必ず確認しておこう!
3.インデックス投資って実際どうなの?

簡潔に言うと、「市場に頼みだから決して万能ってわけじゃないよ!」ということになります。
市場と連動するようになっているわけですから、ひとたび暴落が起きればその影響は当然受けることとなります。
しかし、私が初心者の方にオススメしている楽天・全世界株式インデックス・ファンドなどは、世界各国の主要株式約8,000銘柄で構成されているため、世界同時不況でもならなない限り大損害は避けられるはずです。
一方が大暴落しても、もう一方が元気であれば損害を小さくできるというイメージです。
初心者だとしても自分の購入する商品のインデックスを構成内容くらいは少なくとも把握しておくといいです。
例:「日経平均株価→日本企業を代表とする大企業225社」
「S&P500→米国企業を代表する大企業500社」
慣れてきたら構成している銘柄の割合なども確認しておけば、自分の商品にも愛着が湧きますし理解も深まりますのでオススメします。
4.長期投資にはインデックス投資は向いている!だけど・・・

世界経済は今後も緩やかに成長していくことが予想されています。
そういった予想を前向きに受け止め、じっくり気長に構えてのんびり長期投資をお考えの方にはインデックス投資はオススメできます。
一方、ただちに極端な利益を求めている方には、インデックス投資は物足りないかもしれません。
商品を購入する前に自分の求めている投資スタイルをよく認識しておく必要があります。
長期投資向きのインデックスだとしても株式だけで構成されているものもあれば、債券やRIETも混合されたパッケージ商品もあります。
誤って自分の意図していない商品を買ってしまわないように気をつけましょう。
「株式市場の値動きと同じような動きをするはずなのに・・・。」と思ってよく構成内容を確認してみたら、実はインデックスの構成が債券とREITの割合の方が高かったなんてこともあるかもしれません。
投資は完全自己責任の世界です。
自分で買った商品ですから、どんな損害が降りかかってきても他者のせいにはできません。
周りの意見は参考程度に聞いて、自分の下した決断に対して最後まで責任を持ちましょう。
まとめ
1.そもそもインデックスとは?
2.「インデックス投資」で考えてみると?
3.インデックス投資って実際どうなの?
4.長期投資にはインデックス投資は向いている!だけど・・・
実は分かっているようで分かっていない「インデックス投資」について深掘りしてみました。
なんでもそうですけど、言葉の意味からひも解いていけば頭に入ってくるのがラクになると思います。
初心者の方はこのあたりを理解しておくだけでも、商品選びの際の参考になると思います。
この記事をきっかけに自分なりの投資方針を定めて、じっくりと長期投資に励んでもらえれば幸いです。
この記事も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m