初めて投資するなら「少額で投資信託するのがオススメ」ってよく聞くけど、そもそも「投資信託」ってなんなのか分からない初心者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、この記事では「投資信託」の基本中の基本について解説してみました。
初心者向けの記事構成となっておりますので、中~上級者にとっては物足りないかもしれませんが復習しておきたい方はぜひご覧ください。
それでは、どうぞ!
1.「投資信託」の言葉の意味を知ろう!

「投資」って聞くと「怖い」とか「なんか胡散臭い」などと日本ではあまりいい意味でとられていないかもしれません。
それは少し残念な気持ちがします。
そんな思いもあり、少なくともこの記事を読んでくださっている方には正しい知識を共有したいと考えており、言葉の意味から紐解いてみました。
投資とは、主に経済において、将来的に資本を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す。
Wikipediaさんから引用
簡単にご説明すると、「資本を投じて経済活動に参加する」と捉えることができます。
私も現在、投資信託を実践していますが、やる始める前よりもやり始めてからは経済情報には非常に敏感になりました。
単なる株価の上下だけでなく、物価の動向や人々の何気ない会話に至るまで需要と供給などに対する感度が確実に増しました。
実践していなかったら今でもここまでの関心はなかったかもしれません。
そういったことからも「自分の資本を投じて経済活動に参加している」といえるでしょう。
一方「信託」については、「信じて託す」と解釈できます。
これらを合わせると、
投資信託(とうししんたく)は、多数の投資家から販売会社を通じて出資・拠出されてプールされた資金を、運用会社に属する資産運用の専門家(ファンドマネージャー、ポートフォリオマネージャー)が、株式や債券、金融派生商品などの金融資産、あるいは不動産などに投資するよう指図し、運用成果を投資家に分配する金融商品
。運用による利益・損失は投資家に帰属する。
Wikipediaさんから引用
「投資信託」とは、「自分の資産を投じて、その資産運用を専門家に信じて託すこと」といえます。
投資信託の運用が成功すれば、預けた資産が増えてくことになります。
一方、運用が失敗すると預けた資産が減るというリスクも含んでいます。
2.投資信託のメリットは大きく分けて3つあります。

- 運用の専門家やロボットに任せて手間いらず。
- 100円から投資できる。
- 分散投資できる。
①専門家が投資先を厳しく選別し運用してくれるので、あれこれと悩む必要はありません。
そういったことからも慣れていない初心者向けと言えます。
さらに今ではロボットアドバイザーなどのサービスも登場し、これからは人間の出番も減ってくる可能性も出てきました。
今後の動向を注視していきたいところです。
②少額から投資できるので始めるためのハードルはとても低いです。
投資のとっかかりとしては適しているのではないでしょうか。
③運用のプロが選別した様々な投資先がパッケージになっているので、分散投資ができる。
個別の株に投資するよりもリスクの分散化が図れるため、リスク度は低いと言えます。
3.当然デメリットもあります。こちらも大きく分けて3つです。

- 全てが自己責任の世界
- 資産が減ることも十分にある。
- 手数料がかかる。
①投資信託の商品の選別から、運用開始時期、積立額その他諸々の選択は自分で決めて、その後の結果は自分で責任を持つことになります。
当たり前のことですが、この部分は資産運用の始めから終わりまで十分に認識しておかねければなりません。
②リスクの分散化は図られているとはいえ、価額が下がることは十分に考えられます。
上昇相場だとこのまま上がり続ける気がして感覚がおかしくなってしまいますが、下がるときはジェットコースターのように急降下することもあります。
「万能な市場などあり得ない」と言っても差しつかえないでしょう。
③プロに運用を任せられると言っても、タダで任せられる訳ではありません。
そこには必ず手数料が発生します。
また、商品を購入する際の手数料も発生する場合があります。
この手数料をいかにして抑えられるかが運用する際の鍵となってきます。
4.購入方式はおおきく分けて2パターンあります!

ここまでである程度「投資信託」のイメージはつかめたかと思います。
最後は購入の仕方について解説します。
- 積立方式(毎月・毎週・毎日)
- スポット購入方式(好きなタイミングで購入!)
①積立方式とは、自分の口座から商品購入資金を自動引落しの設定をすることにより、手間暇を省くことができる手法です。
最初の最初は「毎月積立」に設定し、自分が買った商品が時間とともに増えたり減ったりするのを気長に眺めていくのがオススメです。
慣れないうちから毎週や毎日方式でやると値動きが気になりすぎて生活に支障をきたす恐れがあり危険です。
②スポット購入方式は、自分の好きなタイミングで商品を購入することができる手法です。
しかし、その都度買うことになるので、その際の購入手数料や手間が発生する割高な手法とも言えます。
まずは「毎月積立」の仕組みを作り完成させてから、勉強がてらに少額でスポット購入してみるのもいいでしょう。
まとめ
1.「投資信託」の言葉の意味を知ろう!
2.投資信託のメリットは大きく分けて3つあります。
3.当然デメリットもあります。こちらも大きく分けて3つです。
4.購入方式はおおきく分けて2パターンあります!
慣れた投資家にとっては今さらわざわざ「投資信託」の意味など介さなくても、当然分かっているかもしれません。
しかし、初心者にとっては「自分の大事な資金を投じて人に運用を任せる」わけですからここは投資の入り口として重要なのではないかと前々から考えていたので、今回解説しました。
いざ買ってみると、経済にも関心が湧くし政治との因果などにもアンテナを張るようになっって視野が広がりました。
頭で考えているだけでは買ってみないと分からないことも多々あります。
必ずしも大きな金額から始める必要はありません。
まずは少額から始めて、積み立てている間にコツコツ勉強してお気に入りの商品や自分に合ったスタイルを見つけていくととても楽しいですよ。
この記事で「投資信託」を買ってみようと思ってくださる方がいたら幸いです。
この記事も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m