家計見直し、続いては「住居費」です。
この「住居費」、支出の中で一番多い割合を占めているのではないでしょうか?
裏を返せば一番の頭痛の種になっていると言えるかもしれません。
そこで、この記事では「住居費」に対する私の考え方と見直しの仕方について書いてみたいと思います。
結論から言うと、「住居費の見直しと併せて断捨離もすると効果的だよ!」ということになります。
それではどうぞ!
1.まずはモノの見直しをしよう!

「さっそく住居費から」といきたいところですが、少しお待ちくださいm(_ _)m
その前にやってみていただきたいのが、「モノの見直し」です!
不要なモノが空間を占拠していませんか?
実は使っていない部屋があったりしませんか?
特に賃貸の場合、モノの見直しをせずに新たな物件探しをするとバイアスがかかったまま契約してしまう恐れがあります。
「よし、次も2LDKにしよう!」
→実は現在1部屋は雑然とした物置状態になっており、モノの見直しをすれば1DKくらいでも十分間に合うとか・・・。
これは極端な例ですが、今までと同じなら元も子もないですよね。
「そうは言っても、住居費は頭痛の種だってば・・・。」
賃貸の人なら同じ間取りでもなんでもいいから次を見つけて今すぐ引っ越したいと思っておられる方もいるかもしれません。
そのお気持ち、よく分かります。
しかし、これからの時代「住居費」を考える上で生活レベルを少し上げることは必須だといえます。
だからこそ、私はモノの見直しをした上で、引っ越しなどにつなげたほうが効果的だと考えています。
そこで、次の見出しで具体的なモノの見直しについて考察してみます。
2.不要なモノは思い切って捨ててしまう、「断捨離」がオススメ!

さて、いざモノの見直ししようとした場合、あなたならどうしますか?
「とりあえず、箱に詰める」とか、「とりあえず、整理整頓する」とかお考えになった方ののお気持ち、よぉく分かります。
しかし、この場合「モノの総量が減らない」ことに気付いてほしいです(^_^;)
総量が減らないと悲しいことに今までと状況はほとんど変わりません。
そこで、「断捨離」です。
モノへの執着を捨て不要なモノを減らすことにより、生活の質の向上・心の平穏・運気向上などを得ようとする考え方のこと。2009年刊行の『新・片づけ術「断捨離」』(やましたひでこ著、マガジンハウス)により提案された。断捨離はヨガの「断行・捨行・離行」から生まれた言葉で、「断」は入ってくる要らないモノを断つこと、「捨」は家にあるガラクタを捨てること、「離」はモノへの執着から離れることを表す。
コトバンクさんから引用
簡単に説明すると「要らないモノは捨てる」ということになります。(本当はもっと奥が深いです)
部屋の中に明らかに使っていないモノはありませんか?
なぜか同じモノが2つあったりしませんか?
やり出すと、こういったモノと向き合う時間が必要となってきます。
それに慣れないうちは、どれが必要でどれが要らないのかがさっぱり分からなくて辛くて投げ出したくなると思います。
しかし、ここで考えてほしいです。
「断捨離を通して生活レベルを少し下げれば、少し小さい部屋を借りて家賃を抑えられるかもしれない。」
「無駄遣いをしていたことに気付いて、倹約が身につくかもしれない。」
などなど、いろんなメリットがありますよ。
生活レベルを下げたとしても決して格好悪くありませんよ。
むしろ、自分と向き合えたことになるので大きな一歩を踏み出したことになります!
ですから、今までと違うことをやることになって大変かもしれませんが、決して投げ出さないでほしいです。
3.職場に近い高い家賃のところに住むか、遠くても家賃の安いところに住むか。

この問題は非常に頭を悩ませることかもしれません。
私の勤め先にも、遠くても家賃がかからない実家に住んでいる人もいれば、一方でまぁまぁの家賃を払って職場近くに住んでいる人もいます。
ただ、両者と話していると後者の方が比較的幸福度は高いように感じています。
前者の場合は「とにかく通勤時間が長くて辛い」という切実な話をよく聞きます。(ちなみにこの人は往復2時間です。)
後者の方は、勤務先まで歩いて10分の距離なのでストレスフリーなのが話していて伝わってきます。
お金を取るか、時間を取るかの選択と言っても過言ではないでしょう。
そこで、この問題を少しでも緩和させる1つの手段として先ほどの「断捨離」があります。
断捨離を実行して生活レベルを少し下げれば、節約もでき間取りは少々手狭でも勤務先に近い安めの物件に出会えるかもしれません。
あれもこれもは手に入りません!余計なモノを削ぎ落として、自分が幸福になれる手段を掴み取ろう!
4.家賃の見直しは若干ハードルが高め!だが、やればかなりのインパクトがある!

前振りが長かったですが、いざ家賃の見直しをやるとなるとハードルが高めです。
今の物件に止まることを選択すれば、大家さんと家賃下げの交渉をすることになる。
引っ越すとなると、物件選びから断捨離や引っ越しの費用、敷金礼金などが発生して多大な時間と経費がかかる。
おそらく、この辺で面倒くさくなってぶん投げてしまう人もいることでしょう。
気持ちはとてもよく分かります。
しかし考えてみてください。
家賃の見直しが数万円単位で成功すれば、家計への恩恵は計り知れません。
積立貯金と支出見直しは同時並行がおすすめ! まずは通信費の見直しから!で書いたような数百円~数千円の見直しもバカにできませんが、桁が違いますからね(>_<)
毎月数万円単位の負担が減ることを想像すると私はワクワクしますね(^-^)
浮いた分は積立貯金を始めて時間を味方につける感覚を身に付けよう!で書いたように貯金するのもいいかもしれません。
私は本格的な投資などの資産運用に回しています。
毎月の負担が継続的に減ると考えると重い腰を上げて取り組んでもみてもいいのではないでしょうか。
一時の面倒くささに負けずに根気よく取り組めば、大きな果実を得られる可能性が高いです。
まとめ
1.まずはモノの見直しをしよう!
2.不要なモノは思い切って捨ててしまう、「断捨離」がオススメ!
3.職場に近い高い家賃のところに住むか、遠くても家賃の安いところに住むか。
4.家賃の見直しは若干ハードルが高め!だが、やればかなりのインパクトがある!
通信費など見直しを小さな果実と例えれば、住居費の見直しは大きな果実とも例えることができます。
小さな果実では小腹しか満たせないが、大きな果実なら自分以外の家族のお腹も満たせるかもしれない。
こんなこと考えると家庭全体の家計負担の鍵を握っているのは「住居費」と言えるかもしれません。
この記事を1つのきっかけとして少しでも行動の移してくれる方がいらっしゃれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m