通信費の次に見直したい支出が、各種サブスクリプション(定額制課金サービス)です。
厄介なのは、この「各種」の部分!
なんだか範囲がはっきりしていないし、ぼんやりしている感じがしますよね?
そこでこの記事では、このぼんやりした部分をどのようにしてはっきりさせるかを具体的に書きました。
結論から言うと、目についたあらゆる支出をとにかく「全部紙に書きまくる」ことです!
1.安いノート一冊のご用意を。もしくはマイ手帳を準備する。

まずは安ーいノートでかまいませんので手元に書くものをご用意ください!
これは極めて原始的なやり方ですがとても有効ですよ。
マイ手帳を持っている方はそちらをご用意ください。
手帳のほうが職場のスキマ時間に見返せますし、大事に保管している思うのでどちらかというとこちらをおすすめします!
安ノートだと愛着が湧かずゴミに出してしまうことにもつながりかねません。しかし、このノートはお金を生むノートだと思って大事にして管理してくださいね!
2.あらゆる支出を撤退的に書き出します。

次はいよいよ用意したノートに頭にパッと思い浮かんだ支出を片っ端から書き出します!
どんな支出でもかまいません!
「確か、あのクレジットカードは年会費ありだったな・・・。」
重要情報発見。書き出します!
「確か、先日あのサービスに申込んだけど月額いくらだったっけ・・・。」
また発見!これも書き出す!
とりあえず頭の中で思いつくものは書いて書いて書きまくって全て書面に書き出してください!
単純作業で遠回りのように思うかもしれませんがこれが一番の近道です。
3.支出用の口座引落し通帳を記帳する。

紙に書き出したあとは、支出引落用口座の通帳を記帳してみてください。
ATMを往復する手間がかかりますけどここは少しの我慢です(^_^;)
記帳してみると、頭の中で把握していた支出とズレがあることがわかるはず。
「こんな支出があったのか!」と。
「頭の中で覚えておくことには限界がある」ということに気づいてほしいわけです。
このちょっとした気付きがこの先のいろんなところに活きてきますよ!
1つ1つの作業は「点」のように見えますが、後できっと「線」につながります。
面倒くさがらずに地道にやってみてくださいね!
4.思いつく限りの請求書や明細書などを手元に全部出す。なければネットで確認する。

次の作業は、請求書や明細書のチェックです。
金額だけ見ても、なんでこの金額なのかとか正直分からないはずです。
そんなときこそ明細書などでその金額の内訳を確認してその正体を突き止める必要があります。
なかにはとんでもないサービスに加入していたりするかも。
登録した覚えのない衛星チャンネルの定額サービスだったり、ポイント稼ぎで登録した年会費ありのクレジットカードだったり、トレーニングジムで入った初月だけ無料のオプションサービスなど。
挙げたらキリがないです(^_^;)
こればかりは埋もれているかもしれないのでとにかく思いだしたら、引っ張り出して手元に全部出してみることいいですよ!
気付いただけで行動に移さず頭の中に入れたままにしないでくださいね!
ささいなことでも覚えておこうとするとそれだけで脳の容量を狭めることになっていますのでこの機会に全てはっきりさせてしまいましょう。
紙ベースの明細書などがなければ、サービス契約会社のネットで確認してみましょう!
通信費見直しの記事でも書きましたが、今の時代はネットで簡単に契約内容が見られるようになっています。
少しでも怪しい支出があったら面倒くさがらずにググってみてくださいね。
5.最後にサービスの解約手続きをする。

紙に書いたり、記帳したりする作業で満足しないでくださいね!
最後の仕上げのサービス解約手続きが一番重要です。
「さぁ、きれいさっぱり解約してすっきりさせるぞ!」と意気込んで行動する前に、
最後にもう一度よくサービス内容を確認してください。
解約しても明日から生活に困らないか。仕事に支障は出ないか。
私の場合、スマホの保証サービスを「えいやっ!」と意気込んで解約した2ヶ月後くらいに落として壊して新規で買い換えています。
かなり苦い思い出ですが今はいい教訓になっています。
本当に必要なサービスだけ残し、なんとなく入っているサービスは解約してしまいましょう。
解約する前にもう一度サービス内容をよく確認してから行動に移してください。
6.全般の注意点

ここまで順を追って書いてきましたが実は大事な注意点があります!
それは・・・
「全部を一気にやろうとしないこと!」
今まで節約とか支出の見直しなどに興味なかった人が、一気にやろうとすると頭がパンクしそうになって息切れしまうかもしれません。
あるいはもともと整理整頓なども苦手な人もいらっしゃると思います。
そういった方が全部を一気にやろうとすると最後は面倒くさくなって投げだしてしまうかもしれません。それでは今までの行動が台無しになってしまいます。
なので「今日はここからここまでやる!」など段階を踏んで少しずつやるときっとうまくいきますよ。
その日少しでも進めることができたら着実に前進しています。
全部まとめてやろうとせずに少しずつよく確認しながらやっていくとうまくいきますよ。
完璧主義は支出見直しの敵!全部を一気にやろうとしないでくださいね!
まとめ
1.安いノート一冊のご用意を。もしくはマイ手帳を準備する。
2.あらゆる支出を撤退的に書き出します。
3.支出用の口座引落し通帳を記帳する。
4.思いつく限りの請求書や明細書などを手元に全部出す。なければネットで確認する。
5.最後にサービスの解約手続きをする。
6.全般の注意点
この記事の最重要ポイントは始めにも書いたとおり「紙に書き出すこと」です。
人の記憶力には限界があります。
現代人は日々いろいろな活動しているわけですから脳の容量も有効に使いたいですよね。無理に記憶に残そうとするより紙に吐き出して記録するほうが自分を助けることにつながりますよ。
毎回思い出しながらやるよりも書いたノートや手帳を開いて確認したほうがはるかに効率がいいです。
どんな小さなことでもとにかく全部紙に書き出して、次の作業まで安心して忘れましょう!
限られた時間、限られた脳の容量を上手に使って時間とお金を取り戻しましょう。
この記事も最後までお読みくださり、ありがとうございましたm(_ _)m