フォートです。
手軽に始められる運動の一つに「ランニング」があります。
それでも「いや、走るのはちょっと・・・」と感じる人が多いかもしれません。
そこでこの記事では私が5年以上続けている「ランニングの魅力」について、「意外と楽しそう!私もちょっとやってみようかな」と思ってもらえるよう、メリットとデメリットを詳しく解説しました。
・私が走る理由は・・・

メリット・デメリットをご紹介する前に、まずは私がランニングする一番の理由はをご紹介します。
それは「おいしいものを我慢せずに食べたい!飲みたい!」です。
いくつになっても「食いしん坊、万歳!」は変わりません。
あれこれ理由を付けたり、理想の高いことばかり言っていても継続できないと意味がありませんからね!
私を含めて大人は「理屈」や「理由」を探してしまいがちです。
そんなとき私は昔お世話になった数学と物理の熱血教師の言葉を思い出します。
「理屈ばかりこねていると直感と瞬発力を失うぞ!好きなことに正直な子どもをもう少し見習いなさい!」
この言葉、今ならよく分かります!
そのほかにも「健康」や「シェイプアップ」という理由もありますが、これらは「継続していて、あとからついてきた副産物」です。
これからランニングを始める方、現在ランニングしていて悩んでいる方などは、「なぜ自分は走るのか」をもう一度肩の力を抜いて考えてみることをオススメします。
メリット
1.「食のありがたみ」を再認識できる!

あなたは、普段生活しているなかで「惰性(だせい)」で食事していることはありませんか?
「そんなにお腹すいてないけど、お昼だし午後も仕事あるから一応食べておこう」とか「夕飯の献立考えるの面倒くさいけど、とりあえず食べないわけにもいかないからなんか作るか」などなど。
子どもには「食に感謝して」とか「ちゃんといただきますって言いなさい」などとしつけのために言うけど、実は大人もなんとなく食事していて感謝していない。
そういった普段忘れがちな生活の基本的なことを思い出させてくれる一つが「ランニング」です。
私は「朝ラン」派なので、朝食前の空腹時に走ってそのあと朝食をとりますが、そのおいしさは格別です!
朝方にランニングすることを「朝ラン」と言い、夜とか夕方にするのは「夜ラン」と言います。
空腹時に身体に残っているエネルギーを使って走りますので、完走後はさらにお腹がすきます。
ここで朝食を食べるわけですからその美味しさは本当に格別です!
どのくらい走れば体験できるかは個人差がありますけど、ぜひ一度は「食のありがたみ」を再認識して、子育てなどにも活かしてみてください。
食についての考え方を見直すきっかけにも繋がるはずです!
慣れていない人は空腹のまま走らずに、牛乳やバナナなどの消化のよい物を食べてから走るようにしましょう!
2.食生活を見直すきっかけになる!

ランニングを始めてから味覚が鋭敏になったこともあり、あまり余計な物を食べたり飲んだりしなくなりました。
その中の一つが「コーヒー」です。
私はコーヒーは好きですが、走り始めて以来あの覚醒作用が自分には劇薬のように感じるようになり飲む頻度が激落ちしました。
今でも週に1杯~2杯はカフェラテ風にしてカフェインを薄めて飲みますが、それでもやはりあの覚醒作用は少し辛いものがあります。
そんなこともあり皮肉な話ですが、コーヒーには「覚醒作用」と「依存性」があるということに気付きました。
安くて手を入れやすいコンビニの100円コーヒーが激売れしている理由がよく分かります。
そしてもう一つが、間食です。
ランニングを始める前まではたびたび間食しておりました。
もちろんプロフィールに載せているアルフォートを含め甘い物が大好きなので休日はよく食べますが、平日はほとんど間食しておりません。
また、間食の代表格の一つに「ジャンクフード」がありますが、直訳すると「ガラクタの食べ物」とか「クズの食べ物」という意味になります。これを知ってからはほとんど食べなくなりました。
これらはみんなランニングを継続しているからこそ見ることができた景色です。
決してストイックに苦行のように断食しているわけではありません。
継続していくと余計な物を食べたり飲んだりする気が起きなくなります。
結果的に食生活が改善されて、美味しいものを美味しく食べて健康に繋がっています。
3.自信がつく!

私のランニング習慣は、休日の早朝空腹のまま10km×2日です。(平日は早朝、軽めのウォーキングと筋トレをしています)
走り終わったあとは「今日も昨日の自分に打ち勝ったぞ!」という達成感と自己満足感を得られます。
「いや、10kmも走れないよ」と思った方、始めは「ウォーキング」から始めてみませんか?
最初はウォーキングからでも一歩踏み出すことができれば次に繋がりやすいです。自分のペースでゆっくり段階を踏んでステップアップしていけば楽しいですよ。
都市部の人であれば朝の静寂の中、自宅から公園までウォーキングするだけでもいつもと違った人や景色に出会えるかもしれません。
田舎の人であれば、四季折々の景色を堪能しながら農作物の育っていくところを観察したりすることも楽しいです。
子どもや愛犬と散歩することをきっかけにして始めるのも素敵です。
まずは「ウォーキング」を始めることができた。そこに「継続」が加わわってくればきっとあなたも自信が持てるはずです。
そして「ウォーキング」が物足りなくなってきたら、自分の身体と相談しながら、ゆっくりでいいので400m(陸上トラック1周分)くらいの距離を走ってみてください。
するとどんどん楽しくなってきて身体を動かすのが楽しくなってきて自分に自信を持てるようになってきます。
4.自分の身体のメンテナンスになり、その結果自分の時間を取り戻すきっかけになる!

最近は「今日が人生一番若い日です」という考えが知られるようになってきました。
ですが、どんな人であれ老いには逆らえません。
そんな普遍の事実があるなか、あなたは自分の身体のメンテナンスを定期的に行っていますか。
私はランニングを継続できているおかげもあり、身体の調子には敏感になり以前より体調管理ができるようになりました。
ですが、私も以前は風邪を引いて寝込むこともよくありました。
「たかが風邪」と思うかもしれませんが、あなたは風邪引いてるとき自分の貴重な時間を有効に使えていますか?
先日の私の場合、以前風邪を引いた際は金曜日の朝仕事に行く前から調子が悪くて休みの土曜日はずっと寝たまま。日曜に体調戻ったかなと思ったらその日の夕方にまた熱が出て、せっかく取った月曜日の有給休暇もほとんど寝ていました。こんな悲惨な連休を過ごしたこともあります。
ほぼ4日間なにもできずに寝たまま過ごしたので自分にとっては大きな「損失」でした。
こういった状況を作り上げているのは「自分」の身体をほったらかしにしている「自分自身」かもしれませんよね。
もちろん「持病をお持ちの方や不慮の病に罹っている方のこと言っているわけではありません」ので、ご了承ください。
そうではなくて「自分でやろうと思えばメンテナンスができる人が何もしないままほったらかしにしているのはもったいないですよ」と言うことをお伝えしたいのです。
車の車検は2年に1度あって十数万かけてするのに自分の身体のメンテナンスはなるべく安く済ませようとする人もいて残念な気がします。
個人差があるので「ランニング」すればみんな健康になるとは限りませんが、やさしく丁寧にメンテナンスし続けてあげれば、丈夫でしなやかな身体になり、その結果自分の時間を取り戻すことにもつながります。
自分の身体だけは唯一無二の存在なので大事にしてあげましょう。
5.初期投資ゼロから始められる!

ランニングはランニングシューズだけあれば今すぐに始められます。
古くてもなんでもいいので自宅に一足くらいありませんか?
あれば初期投資ゼロ確定です!
着る物は老若男女問わずジャージで大丈夫ですしジャージがなければ、パーカーでもスウェットでもかまいません。
夏場などは半袖、短パンだけでいいのでとてもお手軽です。
走る場所は自宅発着で十分です。
最初は世間の目が気になると思いますがすぐに慣れて気にならなくなります!
ランニングは場所を選びません。
今から始めようと思ってる人にとってはこれくらいハードル低いと始めやすいはずです。
現代社会は凶悪犯罪が多発しているため走る場所の地域事情はよく確認しておいてください!走る際は頭のおかしな人が身近にいるかもしれませんので十二分にご注意ください!
形から入りたい人や先にいいものを揃えて先行投資したい人はお気に入りのグッズを買ってみるのもいいかもしれません。
まずは始めてみて「自分に向いているか」とか「継続してやっていけそうか」とかの「自分が感じた直感」を拾い集めてみて、そのあとから道具を揃えても遅くはありません。
デメリット
1.足への負担が半端ないです!

あなたは太っている人がダイエット目的で走っていたりする光景を見たことはありますか?
私はこういった光景を見るととても心配になります。
走っている間中、自分の全体重が両足にかかり続けることになるためです。
この原理は細めの体型の人でも変わりません。
よって、足腰の弱い人やもともと走ることができない人は決して無理はなさらないでくださいね!
2.心臓に負担がかかる!

ランニングは言わずと知れた有酸素運動です。
有酸素運動とは、
脂肪や糖質を酸素によってエネルギーに変えながら行う、規則的な繰り返しのある比較的軽い運動。
デジタル大辞泉さんから引用
心肺機能の強化に繋がる一方で、心臓に大きな負担がかかっているのも事実です。
毎年各地で様々なマラソン大会が開催されていますが、心臓発作等で運ばれたり亡くなったりする方も少なからずいらっしゃいます。
心臓に持病をお持ちの方や心肺機能が弱っている方は決して無理しないでください。
3.足が太くなる!

女性の中は少し気になる方もいらっしゃるかもしれません。
走り込んでいくと足の筋肉が付いて否応なしに太もも、ふくらはぎあたりが太くなっていきます。
このため、私の場合は座っているときに足が組めなくなりました。今や片方の膝に乗せるのが精一杯です。
理想の体型がある方や、足を太くしたくない方はこの辺も気に留めておく必要があります。
4.筋トレしないと骨と皮だけになってしまう!

👆さすがにここまでにはなりませんが、これは忘れられがちなので注意です!
ランニングを継続していくと身体についた脂肪は落とせますが、筋トレしないと脂肪と一緒に筋肉まで落ちてしまいます。
特に上半身の筋肉が落ちやすいので注意が必要です。
筋肉を落としたくない方は、ランニングする際は筋トレもワンセットで行うと良いです。
4.食費が増すこともある!

ランニングをするとたくさんのエネルギーを消費するので、おいしいものを我慢せずに食べたり飲んだりしても太りづらくなります。
その結果、無駄なものを食べなくなる代わりにおいしいものをたくさん食べるようになるので食費が増すこともあります。
特に大会に出た後などは達成感などからたくさん食べてしまうこともあります。
しかし、極端に食費が増すわけではないので、あまり過度に心配しなくても大丈夫です。
5.自分の貴重な数時間を割くことになる!
私の好きな言葉の一つに「何かをしているときは、他の何かをしないという選択をした結果である」という言葉があります。
あなたは無数の選択肢の中からランニングを選んで、さらにこの記事を読んでくれているわけですから、私としてはとてもうれしいですしランニングを続けていって欲しいです。
しかし、少しやってみて「私には合わない」とか「なんかちょっと違う。無理かな」という直感をつかんだら、その直感に素直に従ってあげてほしいです。
ランニングは無数にあるスポーツの中の1つに過ぎません。
自分の貴重な時間を必ずしも好きではないことに割く理由はどこにもありません。
気合いと根性で苦手なことを克服する姿勢は学生までで十分です。
参考に私が1日10km走るのに費やしている時間を記しておきます。
準備時間:約30分
主に水分取ったりトイレに行ったり、準備運動したりしています。
実際走っている時間:約50分~55分くらい
基本は1kmあたり5分半前後くらいで走っていますが、そのときの身体の調子で走るスピードを変えています。ゆるいランニング、ゆるランをしています。
メンテナンス時間:30分~40分
入念にストレッチしたり、お風呂にゆっくり入って身体をほぐしています。
大体10km走るのに全部で2時間と少しかかっていることになります。
一日の中で自分の時間を2時間割くのってとても大きいですよ。
始めたはいいけれど継続することが苦痛に感じていれば、無理せずに撤退してくださいね。
「健康のために」始めたけど、気付いたら「義務感」に支配されて辛くなっていたりする可能性があります。そんなときは自分の心に問いかけてみて心の声を聞いてあげてください。
他に自分に合う趣味を見つけてそちらで花を咲かせた方がきっと素敵な人生を送れるはずです。
まとめ
・私が走る理由は・・・。
メリット
1.「食のありがたみ」を再認識できる!
2.食生活を見直すきっかけになる!
3.自信がつく!
4.自分の身体のメンテナンスになり、その結果自分の時間を取り戻すきっかけになる!
5.初期投資ゼロから始められる!
デメリット
1.足への負担が半端ない!
2.心臓に負担がかかる!
3.足が太くなる!
4.食費が若干増す!
5.一日の貴重な数時間を割くことになる!
ランニングを継続していくといろいろな恩恵が得られます!
その一方でランニングは身体への負担も大きいので、身体に自信がない方は無理せずに違う運動をすることをオススメします。
この記事をきっかけにして誰もが日々の生活の中に何か1つでも運動を取り入れてくれれば私としてはうれしいです。
私の場合はそれがたまたまランニングだっただけです。
あなたも自分の直感に従って、自分に合うスポーツを何か1つ始めてみませんか。
そして継続していったその先には全く違う景色が待っているいるかもしれません。
自分の人生を彩り豊かにデザインしていけると楽しいですよね!
この記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(_ _)m