いつから金融資産の運用(いわゆる投資)を始めたらよいのか。
不安でなかなかはじめの一歩を踏み出せない人もまだまだ多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では不安や疑問に対する私の考えを述べてみたいと思います。
これから述べることはあくまでも私個人の考えなので、これに左右されず自分に合った選択をしてくださることを強く望みます。
結論から言ってしまうと、「月々の生活費✕6ヶ月分+影武者50万円=生活防衛資金を積立貯金してから、少額で積立投資信託を大胆に始めてしまう」ということになります。
それでは、どうぞ!
1.まずは「生活防衛資金」の確保を最優先にする。

生活防衛資金とは「借金したりせずに不安なく家族みんなでいつもどおりの生活が送れる資金」のことだと私は認識しています。
いわゆる投資を始める前にこの「生活防衛資金」の確保を最優先にしてほしいのです。
例えば、家族みんなでいつもどおりの生活が送れる月々の生活費が20万円だと仮定して考えてみます。
この仮定のもと、以下の3つも全て満たしてやっと「生活防衛資金」の最低条件に達することになります。
① 最低でも「月々の生活費✕6ヶ月分」は確保する。
② ①は全て「積立貯金」で確保する。
③ ①、②を満たしたうえ、影武者50万円も必ず確保する。
まずは「20万円✕6ヶ月=120万円」を必ず「積立貯金」で確保してほしいです。
「簡単に引き出せる」預金口座で確保したことにするのは絶対にやめてほしいです。
生活を「防衛」する資金が、簡単に引き出せて手軽に使えたら「防衛」の意味を果たしていません(^_^;)
「最後の切り札」として取っておいて欲しいです。
積立貯金を始めて時間を味方につける感覚を身に付けよう!で詳しく書いてますのでよければ読んでみてください。
それとなぜ6ヶ月なのか。
それは急に病気になったり、急にリストラになったりしても6ヶ月あればなんとか立て直せるはずという前向きな考えに基づいています。
「ホントにこれで大丈夫なん?」という気持ちも分からなくもないです。
しかし、この場面にこれ以上時間をかけるのも、これ以上単なる貯金に回すのも得策ではないと私は考えています。理由は次の見出しで詳しく書きます。
そしてもう一つ重要なのが影武者50万円です。
実は私がまだ子どもの頃、2週間のうちに遠方の近しい親戚が2人亡くなり、次の年にまたまた近しい親戚3人が亡くなるという不幸が立て続けにありました。
その葬祭費用としてかかったのが約50万円でした。
これ以来「50万円は持っていてもなかったものとして考えよ」という神の教えのようなものが頭にインプットされて今に至っています(^_^;)
ジリジリと追い詰められて「あっ、借金しないと身がもたない」となったとき、影武者50万円がきっとあなたの身代わりになって救ってくれるでしょう(^-^)
確保したら持ってることはぜひ忘れてくださいね!
それと借金するなど自分の身を削るような判断だけは絶対にしないでくださいね!
2.ビビり過ぎるとチャンスを逃す!

生活防衛資金を確保した時点で、いわゆる投資を大胆にも始めてしまうのがベストだと私は考えます。
といっても、そこは人の世の人情。
価額の値動きが付きものの投資を始めるにはおそらくまだまだ抵抗があるはずです。
そこで思い出してほしいのが、「時間を味方につける」ということです。
「早く始めれば始めるほど、それだけ早く世界経済発展の波に乗れる」という風に感覚的に理解してほしいです。
これはあくまでも世界経済が今後も発展していくという仮定のうえでの話です。
この仮定が正しければ、早々と波に乗って出て行ったお金達が時間を掛けて世界中を回り、より多くの仲間を引き連れて戻ってきてくれることでしょう。
実はこのことを平成29年3月から積立投資を始めるまで私は分かっていませんでした。
正直「もっと早く始めておけばよかった」という後悔は拭いきれません。
この記事を読んでくださってる方には、私の悔しいこの思いを糧にしていただき目の前に流れてきたチャンスを逃さないでほしいものです。
3.投資は完全に自己責任ですよ!

「よし、もう理屈は分かったから始める!」と思ってもあとちょっとだけ待ってください。
「投資は完全に自己責任」、これだけは脳みそに刻み込んでほしいです。
「~さんが言ってたから」とか「~に書いたあったから」とか他責マインドを持ったまま始めて、直後に暴落とかに直面したりするときっと破滅します。
難しく理屈をこねくり回す必要はないですけど、始める時も万が一辞める時も「自分の意志」と「自分の考え」のもとに決断してください。
そのほうが自分の人生を主体的に生きている気がしませんか?
4.始めは積立投資信託がオススメです!

投資にも気に入った会社の個別株を買ったり、FXトレードをしたり様々な投資手段があります。
その中でも私がオススメしているのが「積立投資信託」です。
最初は毎月5,000円くらいの少額掛金に設定して「えいやっ!」と始めてしまうのがベストだと考えます。
ここまで来てまだ悩み続けている人がいたら、それは恐ろしく時間の無駄ですよ。
始めはとりあえず楽天証券で口座を開設して、気に入った投資信託の銘柄を選んで申込めば、早ければ申込んだ翌月から引落しが開始されます。
あとは「どんな値動きをするのか」とか「その値動きの原因は何なのか」とか考えながら握力強く離さずに持ってじっくり熟成させておきましょう。
その間により有効な投資の勉強したりして、勇気を出してそちらに切替えるのも戦略としてありです。
とにかく始めてみないことには分からないことがたくさんあります。
理屈に凝り固まったまま動けていない場合は、1度自分を客観視してみるといいですよ(^-^)
まとめ
1.まずは「生活防衛資金」の確保を最優先にする。
2.ビビり過ぎるとチャンスを逃す!
3.投資は完全に自己責任ですよ!
4.始めは積立投資信託がオススメです!
基礎体力(生活防衛資金)をつけたら、すぐに練習試合(少額の積立投資信託)をして実戦経験を積んでいきましょう。
最初のうちは、とにかく「どうやったら時間を味方につけられるか」と「自己責任マインド」だけ念頭に置いてコツコツ勉強していくと思いがけない発見に出会えると私は信じています。
私も勉強中の身ですが、どうやら世の中にはさらに多くの魅力的な投資手段があるようです。
そう考えるとても楽しいです(^-^)
この記事をきっかけに積立を始められた方いらっしゃれば、1度こちらの世界も覗いてみるのもいいかもしれませんよ!
この辺の話は追って報告しようかと考えています。
この記事も最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m