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利息って何?単利と複利の違いを分かりやすく解説しました。

フォートです。

投資や貯金をしていくときの楽しみの1つに「利息」があります。

その「利息」も大きく分けると「単利」と「複利」の2つがあり、その仕組みを理解しておけばいろんな場面で助けになってくれることがあります。

そこでこの記事では、単利と複利の違いについて分かりやすく解説して読者の方々の今後の資産形成の際に役立ててもらおうと思いまとめてみました。

それではどうぞ!

 

1.利息の意味とは?

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まずは以外と分かっていそうで分かっていない「利息」の意味からご説明します。

金銭などの使用の対価として、金額と期間とに比例して一定の割合(利率)で支払われる金銭その他の代替物利子

デジタル大辞泉さんから引用

ゆうちょでも銀行でもどこでもお金を預ければ、そのお金を預け先では運用して多かれ少なかれ利益を得ています。

「利息」とは、いわばその運用させてもらっていることに対する「お礼」のようなものです。

しかし、ご存じのとおり運用は必ずしも利益が見込めるとは限りません。

そういった意味から考えていただければ、利息は一定ではことが理解していただけるのではないでしょうか。

この「お礼」も大きく分けて2種類あり、それがこれから解き明かす「単利」と「複利」になります。

2.単利とは?

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単利とは、元々預けているお金「元金」に対してだけつく仕組みのことです。

 

例:元金10,000円、1年間のうちにつく利息「年利」が1%

「10,000円✕(1+1%)=1年後の合計額(利息含む)」という式が成り立ちます。

この場合だと、10,000円✕(1+1%)=10,000円+100円=10,100円

よって、100円の利息がついたことになります。

 

単利の場合、年利率が1%で変化がなく元金が同じのままだと利息は毎年100円しかついていきません(>_<)

利息をもっと増やしたければ元金を追加していくか、年利率が増えることを神に祈るしかありません。

ここが複利に比べると単利の威力が欠けるところでもあります。

 

では一方の複利はどうなっているのか、詳しく見てみましょう!

3.複利とは?

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複利とは、元金と利息の両方に利息がつく仕組みのことです。

 

例:元金10,000円、「年利」が1%

1年目までは単利と一緒です。

10,000円✕(1+1%)=10,100円

2年目から複利計算の威力が発揮されます。

10,100円✕(1+1%)=10,100円+101円=10,201円

3年目

10,201円✕(1+1%)=10,201円+102円=10,303円

4年目

10,303円✕(1+1%)=10,303円+103円=10,406円

5年目・・・

 

いかがでしょうか。

利息に対しても利息がつくため、時間が経てば経つほど金額が膨れあがっていくことがわっかっていただけたと思います。

さらに元金が大きければ大きいほど利息の額も、より大きくなります。

ここが常に利息が一定の単利と大きく違うところです。

大量の元金を保有したまま、決してお金を引き出さなければ時間とともに雪だるまのように大きくなっていきます。

この仕組みを理解しておくと投資などの際に非常に役に立ちますので、覚えておいて損はありません。

4.「単利」、「複利」どちらの利息にも課税されるから要注意です。

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今までいいところばかりお伝えしてきてしまいましたが、残念ながら利息にも税金は課せられます。

税率は、

所得税20%+復興特別所得税0.315%=20.315%

です。

決して小さい割合ではありません(>_<)

 

単利の場合は、利息が支払われた時点で課税されます。

複利の場合は、定期が満期を迎えたときに課税されるものや、単利と同じように利息が支払われた時点で課税されるものなど様々なタイプがありますので、サービスに加入する前によく確認しておく必要があります。

NISAの制度について詳しく解説しました。「あなたとNISA、いい関係」のきっかけ作りをサポートします。では、運用で得た利益に対して課税されない制度「NISA」について詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

5.番外編 ~太閤豊臣秀吉の部下、曽呂利新左衛門も複利が好きだった!?~

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優れものの複利の計算が現代に考案されたことではないのが、太閤秀吉の部下、曽呂利新左衛門(そろりしんざえもん)の逸話からもうかがい知ることができます。

 

あるとき、新左衛門が功を立てたことにより秀吉が褒美をあげることになりました。

秀吉「新左よ、そなたの働きあっぱれじゃった。褒美をとらせよう。なんでも申してみよ。」

新左「なんでもなどとは、めっそうもございません。さすれば、1日に米粒を1粒。2日目は米粒をその倍の2粒。3日目はそのまた倍の4粒と毎日少しずつ、少しづつ米粒を30日間いただければ十分でございます。」

秀吉「うむ、そうか。おぬしは欲のない奴じゃの~。わかった。では、望みどおり褒美を進ぜよう」

新左「ははぁ~」

ということでエクセルで計算してみました。

B C D
日数 米粒 お米の重さ(kg)
1 1 0.0002
2 2 0.0004
3 4 0.0008
4 8 0.0016
5 16 0.0032
6 32 0.0064
7 64 0.0128
8 128 0.0256
9 256 0.0512
10 512 0.1024
11 1024 0.2048
12 2048 0.4096
13 4096 0.8192
14 8192 1.6384
15 16384 3.2768
16 32768 6.5536
17 65536 13.1072
18 131072 26.2144
19 262144 52.4288
20 524288 104.8576
21 1048576 209.7152
22 2097152 419.4304
23 4194304 838.8608
24 8388608 1677.7216
25 16777216 3355.4432
26 33554432 6710.8864
27 67108864 13421.7728
28 134217728 26843.5456
29 268435456 53687.0912
30 536870912 107374.1824

 

たった1ヶ月のうちに物凄い量になってしまいました!

一粒の米粒(元金)が時間とともに莫大な量に膨れあがるとは秀吉も思いもしなかったことでしょう。

先ほど説明した複利の場合とは少しタイプが違いますが、しかしどちらにも共通して言えるのは「時間を味方に付ける」ということ。

今後、判断に悩んだ際などにはこの曽呂利新左衛門の話を思い出していただき、より時間を味方に付けられる方の選択肢を選び抜いてもらえれば幸いです。

それとお子さんがいる家庭では、この話を小さいうちからお子さんに教えてあげるといいかもしれません(^-^)

まとめ

1.利息の意味とは?

2.単利とは?

3.複利とは?

4.「単利」、「複利」どちらの利息にも課税されるから要注意です。

5.番外編 ~太閤豊臣秀吉の部下、曽呂利新左衛門も複利が好きだった!?~

よく使う言葉だけのその言葉の意味までは分かっていないことってけっこうあると思います。

そういった事情を考慮して言葉の意味から解きほぐしてみました。

 

最後の新左衛門の話はおまけです。

読者の皆様に「時間を味方に付ける」ことの大事さを感覚的に理解してもらえればと思ったからです。

この新左衛門の話は何かの場面に応用できそうな気がします。

あなたも自分の生活の中で応用できそうであれば、ぜひとも適用してみてほしいと思います。

今後もこういった逸話などを盛り込んだ楽しい記事にしていこうと思っていますので、よろしければ今後もお付き合いください。

 

この記事も最後までお読みくださり、ありがとうございましたm(_ _)m