フォートです。
勤め人をやっていると一日の大部分の時間が仕事に拘束されているため、毎日バタバタと過ぎていきます。
そんなこともあり、なんとかして貴重な「時間」を捻出するため、日々試行錯誤委しながら過ごしております。
そこで、この記事ではお金と自分どっちが大事?実は日本の紙幣制度(≒お金)の歴史って意外と浅かった。に引き続き、「時間」について徹底解説します。
結論から言うと、「時間と命は隣り合わせだよ」ということになります。
極論になりますが、どうぞこの先をお読みください!
1.「時間」とその時代の人々
あなたは「時間」と聞くとどんなことわざが思い浮かびますか?
代表的なところでは、「少年老い易く学成りがたし、一寸の光陰 軽んず可からず」や「Time is Money」あたりでしょうか。
「少年老い易く~」とは、昔の中国の思想家、朱熹(朱子)【1130~1200】という人が言っていたようです。
「若い人はあっという間に年を取り、学問も完成しにくい。だからわずかな時間でも無駄ににしてはいけないよ」というような意味になります。
一方、「Time is Money」とは、アメリカのベンジャミン・フラクンリン【1706~1790】という人が言っていたようです。
一般的には「時は金なり」と訳されており、「時間はお金と同様に重要だから大事にしましょう」となるようですが、実はもっと奥深い意味が込められているようです。
「時間は貴重だよ。だけど、その時間を無駄にする原因を作っているのは周りとか環境とかのせいにしがちだけど、そういう無駄にするような選択を繰り返してしまっている自分自身なんだよね、実は」ということを伝えたかったようです!
自伝にこのあたりを意識したことが書いてあるので読んでみると面白いかもしれません。
他にもいろんな時代の人が時間に関していろんな名言を残してるようです。
ともあれ、古今東西共通して言えるのは、「時間って貴重だよ」ということを意識していたということです。
2.私たちは「時間」と引替えに「死」へ近付いていっている?

30代に入って自分の年齢を意識したり老いていく両親の姿をみているとこのように感じずにはいられません。
さて、あなたは歌舞伎俳優市川海老蔵さんの妻「小林麻央」さんのことはご存知でしょうか?
麻央さんは平成29年6月22日に乳がんで亡くなられました。
あのニュースを知ったとき、私はもの凄い絶望感を味わいました。
正直なところ「なんだかんだで最後は治って復帰するはず。代々続く歌舞伎の名家に嫁いでいるわけで潤沢な資金がはずだから最新の医療を受けられると思うし。だけど時間はかかりそうだなぁ」くらいにしか思っていませんでした。
しかし、ご存じのように治りませんでした・・・。
「まさか、ウソだろ。」と何度も何度も思いました。
このとき自分の中にあった浅い考えが崩れ去りました。
有名人でも、どんなお金持ちでも、若くても、最新の医療施しても、「死ぬときは容赦なく死んでしまうんだな」と…。
麻央さんは私とほぼ同じ年代で昔の日本テレビの「恋のから騒ぎ」に出演している時代から知っていましたし、海老蔵さんとともに応援していた人だったので絶望しました。
ここから強烈に「時間と命」を結びつけて考えるようになりました。
生きたくても生きたくても生きられなかった人が身近にいた。しかも自分とほとんど年齢が変わらない・・・。
一方の私はというと、たまたま同じ時代に運良く日本に生まれて、たまたま何不自由なく生活できていて、毎日おいしいご飯食べながら生きていられる・・・。
こういった何気ない生活であっても「一瞬一瞬、偶然の連続の繰り返し」なんだということに気付いたのです。
一瞬一瞬の貴重な「時間」は自分の「命」との引き替えでもあるんだなと・・・。
そんなこともあり、毎日のささやかな楽しみやちょっといいこと、逆に嫌なことであっても日々平穏無事に過ごせている喜びを切に噛みしめながら一日一日を大事に生きていくことができるようになりました。
3.自分の貴重な「時間」を奪う人、こと、モノとは距離を取ろう!

「時計の針は誰も止められない」
しかしこれは一方で「時間は全員に平等に与えられている」と考えることもできます。
ならば、この貴重な「時間」をできる限り自分自身で使いたいですよね!
ここで1.のベンジャミンが言ってた話を思い出してほしいです。
自分の選択結果、「時間」を無駄遣いしてしまっていることもある。
とはいえ、やはり邪魔をしてくる人、こと、モノもあるはずです。
そんなとき、
「時間と命」
と考えると、緊迫感が出てきませんか?
「時間」とお金を結びつけるよりインパクトがあるはずです。
「自分の命が時間と引き替えになっている」わけですから。
そう考えると自分にとって何が重要かということを考え直すきっかけになるかもしれません。
あなたにとって自分の貴重な時間を割いてもやりたいことはなんですか?
まとめ
1.「時間」とその時代の人々
2.私たちは「時間」と引替えに「死」へ近付いていっている?
3.自分の貴重な「時間」を奪う人、こと、モノとは距離を取ろう!
古今東西、「時間は貴重だ」という認識に大きな違いはないようです。
しかし、自分の事としてとらえるとなるとなかなか難しいです。そこで私が日常生活から得た気付きをもとにして自分の考えを書いてみました。
私もズボラな部分があるため、それくらい「命」を意識して物事を見定めないと本質が見えてこない。
若いうちから「命」を意識するとしないとではその後の過ごし方が変わってくるはずです。
こういった思いを自戒も込めて書いてみました。
この記事をきっかけにして1人でも多くの方が自分の貴重な時間を取り戻す取り組みを始めてもらえれば幸いです。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(_ _)m