「お金」
現代では生活していく上でなくてはならない欠かせないアイテムですよね。
超少子高齢化が既定路線になっているなか、明るい未来を獲得するためにも個人で金融資産をコツコツと形成していく必要があります。
そこでこの記事では、金融資産形成といっても何から始めたらいいのか分からない初心者のための始めの一歩として有効な「積立貯金」について、詳しく解説しました。
この記事の核になるのは「時間を味方につける」ということ。
「初心者向け」に書いた記事ですが、中~上級者(金融資産数百万円以上所有者)でも、もう一度基本事項を確認しておきたい方も読んでみてください。
約2,200字くらいの記事となっています。
1.まずは「積立貯金」から!投資はそのあと!

貯金初心者が金融資産を形成していくうえで、一番大事なのは自動的にお金が貯まる仕組み作りです。
そこで有効な手段の1つが「積立貯金」です。
現代ではネット証券会社等で100円から手軽に投資できるようになり、すぐにでも投資してお金を増やしたくなるかもしれませんがそこはちょっと待った!
投資は自分が投じた資金が保証されている訳ではなく、損しても利益が出ても全てが自己責任の世界です。
毎日値動きがあり、距離感を間違ったり体力(資金力)なかったりメンタルが弱いと必ず消耗してしまいます。
かくいう私も投資をしており3年目に入った今でも常々感じています。
そういったことからも、まずは体力(資金力)をつけて「投資できるステージに自分を引っぱり上げる」ようにすれば落ち着いて判断できます。
この辺は別記事で書きます。
まずはとにかく「積立貯金」から始めてお金が増えていく様子を見つめてみると楽しいですよ!
2.積立貯金の始め方
勤め人なら、いわゆる「財形貯蓄」をするのが手っ取り早いです。
まずは会社の経理などの担当者に勇気を振り絞って財形貯蓄の始め方などを聞いてみてください。
申請書に名前などの必要事項のほか、毎月の積立額を書くだけで早ければ申請した月の翌月から、遅くても翌々月から自動的に給料から引落しになるはずです。
「一度申込んでしまえば解約するには経理の人また話さなければいけないので解約する気が失せる」という逆転の発想で資金力アップ!
今まで手元に残っていた10,000円を確実かつ安全に貯蓄できるわけです。
さて、以下は私の持論ですがこのイメージでやってみてほしいです。
例:
毎月の手取り収入:200,000円
毎月の総支出(お小遣いも含む):190,000円
差引き残金:10,000円(支出見直しについても別記事で書きます。)
の場合、強制的に残金10,000円は全部積立てに回してほしいです。
「極端すぎてそんなの無茶だよ!」と思うかもしれませんが、理由は次の見出しで説明します。
自営業の方などは近所のゆうちょ銀行や郵便局で申請すれば積立貯金は可能です。
自動積立定期貯金という制度がありますので、まずはネットで確認して分からなければ電話で聞いてそれでも分からなければ直接窓口に行って聞いてみるといいです。
地方銀行などで積立をすることもできますが、正直言ってあまりオススメできません。
理由は、
・身近に店舗やATMがない。
・営業時間が短い。(窓口は9時~15時とか)
一方、郵便局は営業時間の部分に目をつむれば全国共通で身近にないほうが珍しいくらいなので地域密着型ともいえます。
よって、貯金初心者の方にとってはこちらの方がいざ困ったときなどに安心です。
この記事ではネットバンキングの紹介は省かせていただきます。
3.「時間を味方につける」ことを早めに実感しよう!

先ほど、毎月の収支の残り分を強制的に積立してくださいと書きました。
理由は、「時間を味方につける」という感覚を今すぐにでも実感してほしいからです。
この感覚は私は投資を始めてから気付いたので(平成29年3月)かなり遅い方だと認識しています(^_^;)
この記事を読んでくださってる方には早い時期に気付いてほしいと思って書いています。
収入の25%は貯蓄に回そうとか、生活防衛資金を貯めましょうとかの話も十分に分かりますが、これはある程度資金が貯まって軌道に乗って実践できている人の理屈なので、私は後回しでいいと思っています。
それよりもまずはハードルをできるだけ下げて始めてしまうのが最優先!
申込みさえしてしまえば毎月自動的に引落しになり、ほっといても時間とともに着実に貯金が貯まっていく様子を喜びとともに実感してほしいです。
この「時間を味方につける」感覚は投資を始めるステージに来ると必ず活きてきます。
まとめ
1.まずは「積立貯金」から!投資はそのあと!
2.積立貯金の始め方
3.「時間を味方につける」ことを実感しよう!
私がとにかくお伝えしたいのは「時間を味方につける」、これこそが読者の方にいち早く気付いてほしい点です。
これもやってみないと分からないことなので、いろんな理屈はいったん後回しにしてすぐにでも「積立貯金」は始めてみてください。
今後も読者の方々のお金の問題を少しでも解決できるようにサポートしていきたいと思います。
この記事も読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m