フォートです。
「ETF」って言葉、投資信託の商品選びの際によく聞きませんか?
こちらもなんとな~くは分かっているけれど、頭の中にモヤがかかってままになっている人も多いはず。
そこで、この記事では「ETF」について詳しく迫ってみます。
投資初心者だけでなく、中~上級者でもイマイチ分かっていない方がいらっしゃればコッソリ覗いてみてくださいね(^-^)
それでは、どうぞ!
1.ETFってどんな意味?

ETFとは「Exchange Traded Funds」の略称で、直訳すると「株価指数連動型上場投資信託」と訳されます。
TOPIX(東証株価指数)や日経平均株価、外国の株価指数などの基準になる株式を組み入れて、指数と連動するよう運用される投資信託。
デジタル大辞泉さんから引用
特定の株価の指数の動きに連動するような運用成績を目指して金融商品取引所に上場している投資信託のことを指します。
似たものにインデックスファンドがありますが、インデックスファンドは上場していないため、いつでも売買ができるわけではなく一日のうちにできる取引きの数には制限があります。
一方のETFは取引所が開設している時間帯であれば、何回でも取引は可能といった特徴があります。
2.ETFってどんな商品?

特徴は大きく分けて4つあります。
①分散投資が比較的少額でできる。
②手数料が低め。
③値動きが分かりやすい。
④いつでも売買できる。
まずは①について、何百社の個別株を購入して分散投資するとなれば、莫大な金額が必要となります。
一方、ETFであればそれらの株がパッケージ化された投資信託になっているため、個別株よりも少額の金額で商品を購入することができます。
続いて、②です。
長期投資にとって必要となってくる「信託報酬手数料」も比較的安価な商品が多いです。
購入する際にかかる「売買委託手数料」というのもありますが、頻繁に取引したりせずに長期ホールドという姿勢で望むのであれば、そこまで負担は大きくないでしょう。
続いて、③です。
株価の指数に連動することを目指して作られた投資信託なので、市場の値動きと似てきて比較的分かりやすいです。
最後に、④です。
ふつうの投資信託の場合は、1日に1度だけしか買えません。ETFであれば取引所が開いている時間帯であればいつでも取引することが可能です。
何度も売買を繰り返すとその分、売買委託手数料がたくさんかかります。
3.実際、ETFってどうなの?

最初は普通の投資信託を購入し、投資に慣れてきたらETFに移行してもいいかもしれません。
決め手は手数料です。
ETFでも必要になる信託報酬手数料が、ふつうの投資信託の信託報酬手数料よりも抑えられています。
長期投資するにあたってはここは重要になってきます。
もう一つのETFでかかる「売買手数料」がどのくらいかかるのかを調べ上げて、ふつうの投資信託と手数料の比較をできたりする余裕があれば、ETFを購入することもいいかもしれません。
あるいは、外国株が欲しくて外国の通貨で保有したりすることに拒否感がなければ挑戦してみるのもいい経験になるでしょう。
投資に不慣れな初心者には始めからETFを買うことはオススメできませんが、長期運用を軸にしている投資スタイルならば、ふつうの投資信託を比較吟味してみることは面白いでしょう。
まとめ
1.ETFってどんな意味?
2.ETFってどんな商品?
3.実際、ETFってどうなの?
ETFの仕組みについては、ほかにもいろいろとあるようです。
しかし、この記事では代表的な部分に絞って書きました。
ETFの購入については、自分の投資スタイルを確立してからでも遅くはないと思います。
私も初めはふつうの投資信託から買って、時間を味方につけて長期運用している間に投資やそのほか様々な勉強をしているところです。
初心者の方であれば、まずはふつうの投資信託を購入して投資に慣れていくのが最優先であると私は考えます。
この記事をきっかけに、ETFにも関心を持ってもらえれば幸いです。
この記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました<(_ _)>